こんにちは。EC通販の専門家、大上達生です。
ECを活用したビジネスで、他のビジネスと最も違う特徴があります。
それは「データが取りやすい」という点にあります。
例えば実店舗で、一日にお客さんが何人来店して、そのお客さんたちがどんな売り場を見て、どんな商品を手に取り、そのうち何人のお客さんが購入に至ったか、といったようなデータをとろうとしたら、相当手間や労力、コストがかかります。
それに比べてECの場合は、後述するGoogle Analytics(グーグルアナリティクス)を使えば、こういったデータを非常にかんたんに取得することができます。
これを最大限活用しない手はありません。これらのデータをとることで、ECサイトに訪れる「お客さんの行動」を把握、分析、サイトの改善につなげることができます。
売上は前述のように
売上=集客数x成約率x顧客単価
から成り立っていますが、これらの数字を中心にデータを日々取得することができるので、どのポイントに問題があるのかを特定しやすくなります。
データからのサイトの分析は次の手順で進めていきます。
・到達したい目標を定める
・データを集める
・目標に対してボトルネックになっている原因の仮説を出してみる
・データの要素を掘り下げたり分解してみる
・施策を決めて実行し、結果を見て見直す
例えばサイトへのセッション数(訪問回数)を増やしたい、と目標を定めるとします。
セッション数やその内訳のデータを取得したところ、Instagramからのセッションが少なかったと分かったとしましょう。
その場合、原因は投稿数にあるのかもしれませんし、フォロワー数が足りないのかもしれません。
対策となる施策を決めて実行してみて、結果を見て修正していきます。
このように、ECサイトは、お店を改善するためのデータを実店舗以上にかんたんに取得していくことができます。
日々、その数値を確認し、それに対応する施策、検証をおこなっていくことで、やみくもではない、理にかなった運営を行っていくことができます。
データを取得してサイトを分析をしていきましょう。
いつもありがとうございます&感謝です。
今日も良い一日をお過ごしください^^
大上