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ECやネットショップにおける商品数と売上の関係について

こんにちは。EC通販の専門家、大上達生です。

ECやネットショップを運営していると、単品通販系の商品をやっている場合を除いては、売上を上げるために商品数を増やさないと。。。と思うことはどなたも経験あるんじゃないかな、と思います。

もちろん私も売上をあげるために商品数やSKU数増やさないと、、、と思ったことは何度もあります。

ただ、これはある側面からみると正しいですが、別の角度からみると正しくはありません。

正確に言うと、商品数やSKU数を増やせば、売上が上がりやすくなる、が正しい言い方で、商品数を増やしただけでは売上は上がりません。

商品数やSKU数を増やすと、まずお客さんに対する「接点」が増えます。商品販売ページがGoogleなどの検索エンジンにインデックスされるようになれば、そのキーワードに関する流入が増え、集客数は増えていきやすいので結果、売上につながりやすくなります。

ただ、その際に商品の販売ページを薄いものを量産するとそれは逆効果にもなりかねません。

特に自社サイトの場合、Googleはユーザーにとって良質なコンテンツのページを高評価するので、作りこんでいないページをたくさん作っても、高い評価は受けにくくなります。

アマゾンや楽天市場などのショッピングモールに関しても、販売ページの作りこみが足りないと、成約率が上がらないので、必ずしも売上をあげるうえで効率的とは言えません。

商品数やSKU数をしぼっても、一個一個がきちんと成約していくページが作りこめれば、おのずと売上は伸びていきます。

数字だけ見ていると、商品数やSKU数を増やせば売上がこんな風に推移していくだろう、という予測を立ててしまいがちですが、まず今扱っている商品の売上をしっかり伸ばしていって、その上で関連商品で商品数やSKU数を伸ばし、クロスセルなどで顧客単価を上げていくこと。

ECやネットショップで売上を伸ばしていくためには、やみくもに商品数やSKU数を増やすことを考えず、目の前のお客さんを喜ばせて顧客単価を増やしながら一歩一歩着実に進んでいこうと考えていくことが大切です。

いつもありがとうございます&感謝です。

今日も良い一日をお過ごしください^^
 
大上

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