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ECではお店の想いと商品のベネフィットどちらが優先されるか

こんにちは。EC通販の専門家、大上達生です。

商品を通じて自分たちの伝えたい想いがある。私たちの想いを伝えたい!

商品にはお客さんにとってこんな利便性がある。お客さんのこういう役にたつ!

前者がお店の理念、後者が商品のベネフィット、と言えるかと思いますが、どちらを優先して伝えよう、と思ったことはありませんか。

どちらも大切なことなので、どう伝えていこうかな、と思われている方が多いんじゃないかな、と思います。

結論からいうと、これには絶対的な正解、というものはなくて、どちらも大切なので、どちらを優先する、という話ではないのですが、ECやインターネット上の販売では、基本的には商品のベネフィットの方を「先に説明する」方がベターです。

理由は実店舗のような場合、偶然商品を手にして、想いを聞いて、興味を持つ、という流れが成立しえるのですが、ECの場合は、見込みのお客さんが「キーワードの検索」(例えば、味噌を欲しい人が、味噌、と検索して調べてくるようなケース)で商品にたどり着くケースが多いので、まずはお客さんが聞きたいことを優先する方が、商品を知ってもらったり、興味をもってもらいやすくなります。

ただ、では想いを全く伝えなくてよいか、というとそうではなくて、想いのあるお店にしかファンはつくれません。

この話はまた詳しくできればと思いますが、なぜこのお店をやっているのか、という想いもしっかり伝えることが大切です。

特にこれからの時代は商品自体の差別化がますます難しくなってくる時代に入ってくるので、理念を打ち出すことは重要です。

大事なのは伝える順番、になります。ECで想いから入ると、見ている方は若干おしつけがましさ、を感じやすくなりやすいです。

まずどういったお客さんのために、どのように役に立つお店なのか、示すこと。

お客さんの知りたい情報を提示してから、その上でショップやあなたの想いをつたえていくと、自然な流れになりやすくなります。

「お味噌」で例を挙げれば「丹精こめたこだわりの生産物を届けます」というよりは、まず「子どもが元気でいられるお味噌を届けます」といったような言い方にした方が、お客さんには伝わりやすい、ということです。

これは絶対的な正解のないところではあるのですが、基本はまず、お客様目線で商品のベネフィットの方を打ち出していく、と覚えておきましょう。

いつもありがとうございます&感謝です。

今日も良い一日をお過ごしください^^
 
大上
 
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