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ECサイトの滞在時間を上げるために必要な回遊性について

こんにちは。EC通販の専門家、大上達生です。

ECサイトを訪問してくれた人に商品を買ってほしい。

これはECサイトを運営していたら、ほとんど全員の方が思うことですよね。

もちろん私も思います。

コンバージョン(成約率)や離脱率、カート落ちを見るなど、サイトの購入率を図るのに指標はいくつかありますが、そのうちの重要な1つがECサイトへの「滞在時間」です。

ECサイトを訪問して10秒以内に離脱する見込みのお客さんもいれば、10分も20分も滞在してくれる見込みのお客さんもいます。

ECサイトでは、一般に数十秒程度の滞在時間のユーザーが商品を購入する確率はほぼゼロ、と言われています。

商品購入をするお客さんの大半が、最低でも5分以上、基本的には10分以上はサイトに滞在している、と言われています。

ですからECサイトで見込みのお客さんに商品を購入してもらうためには、まず5分以上は滞在してもらえるような商品やコンテンツを持つお店を作っていくことが一つの目安になります。

ECサイトでは単品通販系のサイトより総合通販サイトの方が平均滞在時間は長いと言われているので、いくつか商品を扱っているケースは特に滞在時間は定期的にチェックした方が良いです。

滞在時間を上げるためには、商品の販売ページを充実させる、商品を増やす、記事やニュースなどのコンテンツを増やす、など施策はいくつかありますが、

まず基本的にサイトの構造的に「回遊性」(かいゆうせい=サイトの中を巡回すること)を高めていくことが大事です。

いくら面白い商品やコンテンツがあっても、どこからいけば良いのかわからないのであれば、施策の効果としては充分にはなりません。

ヘッダーのナビゲーションやフッター、記事の中にも内部リンクを多く設置して、サイト内を巡回してもらう工夫をしていくことが滞在時間を上げるための1つの有効な手立てになります。

ECの購入率を上げるために、滞在時間と、まずは「巡回性」から滞在時間を高める工夫を意識してみてくださいね。

いつもありがとうございます&感謝です。

今日も良い一日をお過ごしください^^
 
大上
 
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