こんにちは。EC/ネットショップ/D2Cの専門家、大上達生です。
Amazonアマゾンの商品ページで、商品名の下に「ブランド名」が表示されていますよね。
ここに自社や自分たちの商品のブランド名を表示させたい場合は、Amazonブランド登録をする必要があります。
Amazonにブランド登録することによって、より売上が上げやすくなり、ブランドの知名度も上がるので、ぜひとも登録したいところです。
ただ、Amazonブランド登録の要件である、商標登録ができているのに、ブランド登録できないケースがあります。
今回の記事ではそういったケースへの原因や対応方法を考えてみます。
【参照】Amazonブランド登録の要件はアマゾンさんのHPで確認できます。
■J-Plat Pat(特許情報プラットフォーム)にまだ情報が記載されていないケース
特許情報のプラットフォームである、J-Plat Patに情報が反映されていないと審査には通りません。
これは結構あるあるなパターンで、特許庁に商標出願してすぐの状態などにありがちです。
登録査定から異議申立期間が終了していることもポイントになります。
以前、商標の許可は下りたので、通してください、と依頼したことがあるのですが、サイトに反映されるまではNGでした。
※もしかすると今は対応してくれるかもしれませんが・・・
ですので、この場合の対応方法は、基本的には、J-Plat Patのサイトに情報が反映されるまで待つことになります。
■ブランド名と商標名が異なるケース
ブランド名と商標名が異なると審査に通らないようです。商標名で出すことが必須です。
■商標が商品またはパッケージに表示されていないケース
商標が商品の分かりやすいところに記載されていないと審査に通りにくいようです。
しばしば起こりえるパターンですが、この場合は商標が記載されたタグなどをつけたりするなど、商標が商品やパッケージの分かりやすいところに表示されるようにすればOKです。
■手続き上の不備があるケース
Brand Registryへの登録などの、ブランド登録上の書類などの手続き上の不備がある場合、審査は通りません。
この場合は、ほとんどがAmazonの担当者の方が不備な点を教えてくれるはずなので、その通りに対応しましょう。
J-PlatPat上の登録情報とAmazonでの特商法上の情報が一致していない、などのケースがありがちなパターンです。
■商標登録が画像のみの図形商標であるケース
商標登録が文字登録、もしくは文字登録+図形登録であると、審査に通りやすいようですが、商標登録が画像のみの図形商標の場合は審査に通りにくい場合があります。
ただ、以前はこのケースは結構ありましたが、最近では少なくなっています。
※上記のアマゾンさんのページにも、「文字商標もしくは図形商標」でOKと書いているので、今はここがボトルネックになっていることは少ないのではと思います。
■法人や事業主自体の信用度が分からないケース
公開情報がないなど、法人や事業主自体の信用度をアマゾンさんが確認できない場合も審査に通りにくいようで、稀にこのケースは発生します。
この場合は、何度もアマゾンの担当者の方とやりとりして信用を積み重ねることで解決する場合があります。
以上、商標登録が完了しているにも関わらず、Amazonアマゾンブランド登録できないケースとその対応方法になります。
Amazonブランド登録することによって、売上はもちろんアップしやすいですし、ブランドの知名度も上がるので、あなたの会社のブランドが商標登録が完了されているのであれば、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
いつもありがとうございます&感謝です。
今日も良い一日をお過ごしください^^
大上